緑が美しい季節になりましたね。
今回は、ぜひカメラを持ってお出かけしたい、そんな東村山の映えスポットをご紹介します。
とても雰囲気のあるステキな公園なのに、実はあまり知られていない、穴場スポットでもあるんですよ。
こんなところにこんなかわいい公園が
気になるその場所は、東村山駅西口から直線距離にして500メートルほど、徒歩で10分足らずの「弁天池公園」です。

東村山駅の西口を出たら、駅前のロータリーを抜けてしばらく進み、最初の信号のある交差
点を斜め右に入ります。

しばらく歩き、途中から川に沿って進むと、その先に立派な欄干のある朱色の橋に出ます。これが「弁天橋」。公園はもうすぐです。
この橋を渡って道なりに進み、最初の右折できる交差点を曲がると、左手に公園が見えてきます。

こちらが入口。静かな住宅地にある小さな公園です。

「弁天池公園」という名前の通り、公園の中心は自然の湧水を利用した池。
そこに鳥居と立派な二連の太鼓橋がかかり、橋の先には祠が鎮座するという、一般的な公園とは異なる魅力を持つ、ちょっと不思議な公園です。
出世弁財天とは

こちらに祀られているのは「出世弁財天」、いわゆる弁天様です。
七福神唯一の女神であり、手に琵琶を持つ姿を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
弁財天というのは仏教の呼び名で、本来はインドのサラスヴァティーという聖なる川に由来するヒンドゥー教の女神です。
豊作のご利益を授ける水の神様なのですが、日本では時代とともに多種多様な御利益のある神様として人々に親しまれてきました。
主な御利益としては、名前に財の字があることから、商売繁盛や金運上昇などの財運向上。
川を神格化した神様であることから、川のせせらぎ音にちなんで音楽の神様とも言われ、流れる水のように冗舌であることから、話す能力や学力・記憶力の向上、芸術全般にご利益があるとされています。

ちなみに、日本三大弁天と言われているのは、神奈川県の「江島神社」、滋賀県の「竹生島神社」、広島県の「厳島神社」です。
また、参考までに、参拝の際に弁財天のご真言「おん そらそばていえい そわか」を唱えると、より良い導きを得られるのだとか。金運上昇には巳の日にお参りすると良いそうですよ。
私が訪ねている間にも、弁天様に手を合わせている地元の方の姿をお見かけしました。
これから見頃となる睡蓮
さて、こちらの公園のもうひとつの魅力がこれから見頃となる睡蓮です。
この日も、もう睡蓮の花がちらほら咲き始めていました。

5月の下旬には見頃を迎える睡蓮。
最盛期は7月上旬、見頃は7月中旬まで続くそうです。
睡蓮の開花は3~5日ですが、次から次へと開花するので、その都度新しい花を見ることができます。

睡蓮の花は午後には閉じてしまうため、午前中に訪れるとよいでしょう。
人の少ない早い時期に行くのがおすすめです。
睡蓮の花言葉は「清純な心」「信仰」「清浄」など。ピンクの睡蓮の花言葉は「信頼」。

睡蓮の下にはたくさんの鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。
公園を一周してみると
それでは春の花を愛でながら、公園をぐるっと一周してみましょう。

ちゃんと道があるので歩きやすいです。

足下には「ユウゲショウ(夕化粧)」。花言葉は「臆病」。
花の名前から夕方咲くイメージですが、朝から夕方まで太陽の下で元気よく咲いています。

こちらは道端や公園でよく見かけるかわいい花、ハルジオン(春紫苑)とニワゼキショウ(庭石菖)。
ニワゼキショウは小さな花が次々と咲くのでいつまでも咲いているように見えますが、実は一つの花はたった一日しか咲かないのだそう。これも出会いですね。

太鼓橋を横から見るとこんな感じ。
これから満開を迎える睡蓮を手前に持ってくるといい写真が撮れそうです。

こちらのアングルもなかなかステキです。

この池は地下から湧き出る湧水(ゆうすい・わきみず)を巧みに利用したものなのだそうです。
湧水は、東京でも古くから農業用水や生活用水として利用されてきました。
豊富な湧水のある場所には神社やお寺が建てられたり、湧水そのものが信仰の対象となることも。
現在では湧水が直接使われることはなくなったそうですが、近くにはこの水を利用していると思われる「防災兼用農業用井戸」がありました。

池には橋がかかっていて、反対側に渡ることができます。

反対側に回ると、めがね橋のような写真も撮れますよ。

池の縁には「ムラサキツメクサ」。花言葉は「善良で陽気」「豊かな愛」「勤勉・実直」など。

公園の出入口付近には黄色と紫の「ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)」。
別名「レインボーフラワー」とも呼ばれ、花色や花型のバリエーションがたくさんあります。花言葉は「使者」「恋のメッセージ」。
名前の由来は、天上と地上を結ぶ虹の橋を渡って神々の使者を務めたという、ギリシャ神話の虹の女神「イーリス」(英語名アイリス)。ジャーマンアイリスはイーリスの聖花なのだそう。
花の名前を知るだけでもいろいろ想像が膨らみますね。
散策にもっと足を伸ばしてみては?
公園の近くには「大善院」という寺院があり、そちらでは七福神めぐりができます。

遊具の奥に見えるこんもりと木が茂っているあたりが「大善寺」。
さらにその先には都内に2つしかない国宝のひとつ「正福寺」もあり、パワースポットを巡ることもできます。
東村山市のホームページでは、「花とみどりの散歩道」として、この周りを2~2時間半ほどで歩ける10㎞の散策コースが紹介されています。
地図をダウンロードすることもできるので、興味のある方は参考にしてみてください。
そちらで紹介されいているコースは、
東村山駅西口→弁天橋→北山緑道→八国山緑地→将軍塚→二ツ池→八国山たいけんの里→北山公園→正福寺→大善院→弁天池公園→弁天橋→東村山駅西口です。

公園にも散策コースが紹介されていました。
今回私が歩いたのは、東村山駅西口→弁天橋→弁天池公園→大善寺→北山公園→八国山→多摩湖→狭山公園→武蔵大和駅までの8㎞ほど。
途中ランチしたり、ゆっくり写真を撮ったりしたので4時間ほどかかりましたが、山あり湖ありの東京とは思えないほどバラエティーに富んだコースで、かなりリフレッシュできました。

最後に、「弁天池公園」の園内にはトイレや屋根付きのベンチもあるので散策の休憩にも使うのもいいですね。
みなさんもこれからが見頃の睡蓮を見にぜひ「弁天池公園」を訪れてみてください。
「弁天池公園」
住所: 東京都東村山市野口町4丁目14
アクセス:西武新宿線「東村山駅」西口から徒歩10分
TEL: 042-393-5111 東村山市役所(代表)
※こちらの記事もご覧ください!
東村山駅徒歩10分!東京都唯一の国宝建造物がみられる「正福寺」

















