ぶらり散歩しながらいつもと違う体験をしたいな~と考える良い天気の日。
近所にある富士塚に登ってみよう!と、清瀬にある中里の富士塚、通称中里富士山に行ってきました。歴史ある文化財に足を運び、江戸時代に思いをはせることができました!

江戸時代に流行っていた富士登拝!
みなさんは、富士塚をご存じですか?
富士山は古くから信仰対象の山とされていますが、特に江戸時代には富士登拝の風潮が盛んでした。しかし、当時は実際の富士登山は経済的負担が大きく、危険が伴うことから、富士登山のできない人々のために富士塚が各地で築かれていたといいます。
今回訪れた中里の富士塚は、文政8年(1825年)に築かれたそうです。現在の富士塚は、約9mの高さ。富士登頂を身近な場所で体験できるなんて…!なんだかわくわくしてきます!!

鳥居をくぐると…
鳥居をくぐると小さな手水舎や石碑、お地蔵さまがお出迎え。険しい登山の祈願にお地蔵様も見守ってくれているのでしょうか。登山口もさっそく見えます。


いざ、富士登山!
なかなかの勾配です。くねくね曲がった登山道。道は人がぎりぎりすれ違えるほどの幅で、土で固めてあるので歩きやすいです。
江戸時代の人はどんな思いを抱きながらこの登山道を登ったのだろう…と考えながら先を進みます。今、何合目かな?とふいと横を向くと石柱が点々とあります。これは何合目かを知らせてくれるもの。


もうすぐ山頂…!
頂上部がもうすぐというところまできました。
最後のもうひと息というところはさらに急なので、親切に手すりもついています。
一体山頂の景色はどのようになっているのか…。
昼間に来るのは初めてなので、楽しみです!

ついに山頂に到着!
はやる気持ちを抑え一歩一歩進んでいき、山頂部にやっと到着!山頂には石製小祠(しょうし=小さなほこら)と大日如来を刻んだ石碑がありました。登山口と登山道の途中にもさまざまな富士信仰に関係する碑が建てられていました。
山頂部は一周大きな木々に囲まれています。あたり一面木々の緑で目が癒され、鳥のさえずりとかすかな風の音が心地良いです。
本当にひと山登ったかのような、都会の喧騒を忘れられる静かな空間に出会うことができました。



下山します
下山する際に下の景色が見えますが、なんと見事な九十九折り!
くねくねした登山道は見ものです。
時間にしてはほんの数分ですが、珍しい文化財に触れることができ、満足感を得られます。

秋には火の花祭りも…!
ここ数年はコロナで残念ながら開催されておりませんが、毎年9月1日にはこちらの中里富士山で火の花祭りというお祭りも開催されています。
富士塚で経文が唱えられたあと、麓に積まれた円錐形の麦わらの山に火がつけられ、その火にあたり、灰を家に持ち帰って門口にまくと火災除けや魔除けになり、畑にまくと豊作になると伝えられています。
私も何回か参加したことがありますが、麦わらの山につけられた火が燃え盛る様子は圧巻で、とても迫力があります!辺りが暗くなってからの開催ですが、秋になるとふとあの雰囲気に触れたくなり、足を運んでしまうお祭りです。
訪れたことがない方は一度参加してみると、面白いかもしれません!


中里の富士塚
住所:〒204-0003 東京都清瀬市中里3丁目991−1
交通:清瀬駅北口から徒歩約30分
バス(西武バス):※清瀬駅北口より
志木駅南口行き(市役所・旭ヶ丘経由)
旭が丘団地行き(けやき通り経由)
いずれもバス停「けやき通り」 下車徒歩約10分
駐車場:なし
















