家の近くに小さな神社があるのですが、とても雰囲気があってステキな場所なので、今日は子どもを連れて散策をしてきました。

東村山市恩田町にある「大岱稲荷神社」は、寛政年間(1748-1751)に地元の名手当麻氏が、神道系の京都伏見稲荷を勧請(分身・分霊を移して祭ること)したとされています。
西武新宿線「久米川駅」北口から徒歩約25分のところにあります。
雰囲気のある参道は必見

一の鳥居をぬけると、まるで映画のワンシーンのような景色が見えてきました。
たくさんの植物や木々が生い茂り、自然に囲まれた参道はなんとも厳かな雰囲気。
参道には背の高い木々が連なっているので、心地いい木陰が続いています。ところどころにできる木漏れ日がまたいい雰囲気です。
新鮮な空気をたくさん吸い込んで、小鳥のさえずり、虫の鳴き声を聞いていると、すごく癒された気分になりますよ。
キツネじゃなくて、オオカミ!?
参道の先の二の鳥居をくぐると、正面に拝殿、右側に境内社そして社吹堂と続きます。

手前にある境内社は、御嶽神社・三峯神社の合殿で、両脇には40cmくらいでしょうか、「お犬さま」の石像が鎮座されています。

神社というとキツネのイメージがありますが、こちらの神使はなんとオオカミ。珍しいですよね。
オオカミ信仰は、農業の守護・火伏せ・盗難除け・憑き物落としにご利益があるんだとか。
咳をしずめる神!?石仏信仰の社吹堂

境内社の隣には社吹堂があります。
甲州や房州では咳を鎮める神として祀られ、また全国各地の水田地帯では五穀豊穣、生産繁栄、子宝安産の祈りの対象として信仰されていたそう。
この祠のなかに、陽石(男性器)と隕石(女性器)を御身体としてまつっているんだとか。
いざ拝殿に参拝

さらに進むと正面には拝殿、そして両脇にはおキツネ様がいます。
キツネを神様と思っている方もいるかもしれませんが、キツネはあくまで神様の使いにすぎません。
ここ「大岱稲荷神社」もそうですが、稲荷神社が祀っている神様=お稲荷様は「宇迦之御霊大神」です。
もともとは五穀豊穣の神様として信仰されていましたが、徐々に信仰が広まるにつれ、商売繁盛や家内安全も祈願の対象になっていったんだとか。
要は、いろんなお願いができるんです。優柔不断な私にぴったり。
遊び場やイベントの会場としても

神社の隣には広場があり、ここは地元のひとにとって大切な場所です。
学校帰りの子どもたちが追いかけっこや、ボール遊びをしていたり、中高生たちがバスケや野球の練習をしていることもあります。
またここは祭りの会場としても利用されているんです。
毎年恒例のイベントも
神社ではいろんな催しが開催されます。
4月10日前後の土日に、毎年恒例で行われるのが「大岱稲荷神社 春の例大祭」です。
二日間にわたって行われ、お囃子のにぎやかな演奏とともに、神社の周辺を太鼓・子どもみこし・山車がまわったりもします。
獅子や天狐の舞も見られるんだとか。
そして夏には神社の広場で、地元の商栄会が主催の「納涼盆踊り大会」が行われます。
小さな子どもから地元の学生、そして大人たちまで、軽快な音頭に合わせて、みんなで盆踊りを楽しみます。
今はコロナの影響で、どちらのイベントも中止となっていますが、早くコロナが終息し、また以前のような盛り上がりを見たいですね。
みなさんもぜひ訪れてみてください。
大岱稲荷神社
住所:東京都東村山市恩多町3-33-1
アクセス:西武新宿線「久米川駅」北口から徒歩約25分
問い合わせ先:秋津町氷川神社(電話番号:042-391-2347)
















