以前より、新秋津駅付近を散歩していて何やら向こうの方に森林があるな~と気になっていた場所がありました。森林の正体は、新秋津駅から歩いて約2分の「秋津神社」!ひと足踏み入れると、悠久の歴史を感じることができる雰囲気が漂っていました。
駅からすぐとは思えないほどの落ち着いた空間
たくさんの人が行き交う新秋津駅から、商店を抜けて徒歩2分。秋津神社は、大木に囲まれて、ひときわ落ち着きのある雰囲気を漂わせていました。こちらの御祭神は、日本武尊、伊邪那岐命、伊邪那美命です。本殿は、東村山市指定有形文化財です。
さらっと~ 秋津神社の歴史 ~
足を踏み入れる前に、さらっと秋津神社の歴史について触れましょう。
秋津神社は、「秋津のお不動様」として古くから知られていましたが、創建については定かではありません。北多摩神社誌によると、天授年間(1375~1381)とされています。
江戸時代までは牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)と呼称し、野口の天王さまと称されていたとか。文政三年に記された「武蔵名所図会」によると、元弘の戦いの際に、新田義貞が日本武尊の武威を募ってこの陣地をはり、不動像をかけて祈念したことから、不動像を安置し、祀ったことが創始だそうです。
また、この本殿内には石造舟型の不動尊像がありますが、元禄十二年(1699)のものであることから、建立はそれ以前であることがわかります。明治維新の神仏分離に伴い、祭神が日本武尊に改められ、明治2年に現社名に改称されました。

さっそく、神社へ参拝!
神社正面には、あうんの狛犬がお出迎え。凛々しくも、表情はどことなく可愛らしさもあり、愛嬌があります。


鳥居前で一礼します。手水舎もありましたが、訪れた際はお水が入っておりませんでした。本殿前へ。朱塗りが美しい本殿は、荘厳な雰囲気です。二礼二拍手一礼、しっかりお参りをし、本殿の横側に回ると、中には立派な石造り型の不動尊を見ることができました。


ぐるり、境内を見回すと、木々に囲まれた広く開放的な空間。心地良いです。小さなお子さんを連れたお父さんや年配の方が遊びに来られていました。

境内の中に、興味深い代物もたくさんありました。
線刻石仏の不動明王像、不動明王立像、庚申塔、石灯篭、力石、倶利伽羅剣(くりからけん)…。
倶利伽羅剣とは、不動明王が右手に持つ剣です。剣は、倶利伽羅竜王が燃え盛る炎となって巻きまとっていることからこの名があります。力石は、昔、娯楽も少なかったので、若者たちはここに集まり、この石をかついで力比べをしたり、相撲をとるなどして楽しんでいたそうです。石の目方は、右から、六十八メ(255㎏)、三十七メ(138kg)、三十五メ(131kg)です。




秋津神社は、昔の歴史がわかる石碑など、たくさんの魅力的なもので溢れていました。
また、ここ数年はコロナで行われていませんが、不動明王の縁日である7月28日には毎年例大祭が行われ、にぎわう様です。
私が訪れた際も、何人もの人が参拝に足を運んでいて、地域に親しまれている神社ということがよくわかりました。参拝後は、とても清々しい気分になることができました。
みなさんも一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
秋津神社
住所:東京都東村山市秋津町5-27
アクセス:
◼︎JR武蔵野線
新秋津駅から徒歩約2分
◼︎西武池袋線
秋津駅から徒歩約8分
駐車場:なし

















