みなさんは毎日身体を動かしていますか?
私は歩くのが好きなので、割とどこへでも歩いて出かけます(^^)
今回は、空気の澄んだ今の季節に特におすすめしたい、富士山が見えるとっておきのお散歩コースをご紹介します。

出発地点へは、東村山グリーンバスの「富士見町4丁目中央」下車が便利です。
これからご紹介する「上橋」まで徒歩1分、「中橋」まで徒歩5分程度の距離です。
実は荒川まで続く「空堀川」
東村山を流れる「空堀川」。「からぼりがわ」と読み、雨が降った時だけ水が流れる涸れ川だったことが名前の由来だそうです。
武蔵村山市にある野山都立公園を源流とし、東大和市と東村山市を経て、清瀬市中里付近で柳瀬川に合流するまでの全長15kmの短い川です。
古多摩川が南下する際に取り残された小さな流れが元になっているのだそうですよ。
こちらが川の全体マップです。
空堀川は、Map1の左(西)からMap2の右(東)に向かって流れ、柳瀬川、新河岸川を経て荒川へと続いています。
Map1

Map2

出典:「歩こう!柳瀬川 ・空堀川散策マップ」
東京都北多摩北部建設事務所 柳瀬川・空堀川流域連絡会
Map1拡大図

この川沿いに「遊歩道」があります。
今回ご紹介するのはこちら「㊷中橋」から「㊿下砂橋」の先までの約2キロ、往復1時間程度のお散歩コースです。
ここは東京ではないのではないかと勘違いしてしまうような、のどかな風景とたくさんの野鳥、お天気がよければ富士山を見ることもできるんですよ。
遊歩道の歩き方
では、「中橋」から西に向かって歩きましょう。
遊歩道は川の両側にあり、道幅は広く整備され、とても歩きやすくなっています。
帰りは行きと反対側の遊歩道を歩くと、気分も景色も変わるのでおすすめです。

①中橋 なかはし
このあたりは釣りスポットらしく、釣り人をよく見かけます。
この日は快晴で、ちょうどカルガモの家族が沢を登っているところに遭遇しました。
遊歩道には、長いレンズでカルガモを狙うカメラマンの姿も見られました。


②上橋 かみはし

遊歩道には、河原に降りられるところが何カ所もあるので、気に入った場所があったら降りてみましょう。
遊歩道から見るのとは違った景色を楽しむことができます。
例えば橋の下。迫力があってちょっと冒険心をくすぐられます。

低いアングルからの景色もステキです。

空堀川といっても立派な川。
水かさが増すときもあるので、散策時は十分に注意してくださいね。

反対側の遊歩道には芝生広場があります。
ベンチもあるので一休みできますね。
わんちゃんたちのお散歩スポットでもあります。

③清水橋 しみずばし
このあたりはいろいろな野鳥を見かけるエリアです。
よく耳を澄まして歩きましょう。
もし、チィーッという高く鋭い鳴声がきこえたら、カワセミかもしれません。
水辺の木の枝をくまなく探しましょう。見つけたらじっと観察‥‥すると、川に飛び込んで魚を捕る瞬間が見られるかもしれませんよ?
カワセミの羽色は構造色といってそれ自体に色はなく、光の波長程度の微細構造によって発色するため、光の具合によって青や緑に見えるんです。その違いも楽しんでみましょう。

水辺にはキセキレイがいました。羽の下に黄色が見えます。
芝生でみつけたのはハクセキレイ。
どちらも長めの尾羽を上下に振ってピョンピョンと歩きます。


こちらは鷺の仲間、アオサギとコサギです。


水の上にはカルガモとマガモの姿が。


④清水大橋 しみずおおはし
狭山公園や西武園に続く道路にかかる、大きな橋です。
右手にはローソンがあるので、食べ物や飲み物を調達したいときはこちらが便利です。


さて、道路を渡った先が最初の富士山スポットです。
ここからだと高いところに登らなくても富士山が見えるんです。
感動しますね!

このあたりから川幅が少し広くなり、せせらぎが耳に心地よく響いてきます。
河原にはお昼寝したくなるような、日当たりの良い芝生が広がっています。
⑤上砂二の橋 かみすなにのはし
河原に降りてみました。水の流れはゆるやかで、川幅が再び狭くなりました。
水深は浅いところで10㎝、深いところで40~50㎝といったところでしょうか。

なんとものどかな景色。癒されますね。
反対側の遊歩道には「空川文庫」という張り紙が。空と川に近い文庫なんてステキです。
空堀川での活動報告やさまざまなデータを記した掲示もありました。

⑥上砂一の橋 かみすないちのはし
この橋のたもと近くに「杉本園」というお茶屋さんがあります。
遊歩道を歩いていると、左手の建物に「杉本園 製茶工場 アイス販売中」という張り紙があるのですぐわかります。
実はこちら、昨年の全国品評会で一位を受賞したお茶屋さんなんです。
一等賞のお茶は残念ながら売り切れだったので、アイスを購入することにしました。
武蔵村山産の牛乳を使ったオリジナルのアイスで、緑茶(めずらしい!)、ほうじ茶、紅茶、ミルク、ベルギーチョコの5種類があります。
ほうじ茶が一番人気とのこと。
せっかくなので、私は杉本園のお茶を使ったアイスを三種類買ってみました。
どれもお茶の風味が際立つさっぱりとした口当たりで、ウォーキング後にぴったりのおいしいお味でした。


こちらが受賞者の杉本さん。とても丁寧に対応してくださいました!
⑦狭山橋 さやまばし
このエリアも釣りスポットのようで、釣り人の方をよく見かけます。
女性の釣り人にお話を伺ってみると、フナやオイカワが釣れるとのこと。
「今の時期はあまり釣れないけれど、夏はよく釣れますよ!」と教えてくださいました。

⑧高木橋/北高木橋 たかぎばし/きたたかぎばし
川幅はここで広くなり、橋の手前で2本に分かれます。
左が空堀川、右が奈良橋川です。

⑨下砂橋 しもすなばし
空掘川に沿って遊歩道を歩いていると、どこからともなく甘い香りがしてきました。
「ロウバイ」です。蝋細工の梅の花に似ていることからこう名付けられましたが、梅ではありません。
見頃は12~2月。普段は目立たない木ですが、この日はお天気がよいこともあり、黄色い花が青空に映えてまぶしいほどでした。


⑩高木ふれあい橋 たかぎふれあいばし
川はここで再び二つに分かれます。右が空堀川の本流です。

中州には少し広いスペースが設けられ、反対側の遊歩道に渡れるようになっています。

下を覗くと、なんと、こんなところで亀が甲羅干しをしていましたよ。
ミシシッピアカミミガメでしょうか。なんだか愛嬌がありますね。

そしてこちらが今日最後の橋「高木ふれあい橋」です。
ここから引き返して「中橋」まで反対側の遊歩道を歩きます。

最後に富士山の絶景スポットを
出発地点の「中橋」まで戻ったら、最後にもう少しだけ足を伸ばしてみましょう。
「中橋」を渡るとすぐ新青梅街道に出ますが、そこに大きな歩道橋がかかっています。
ここに登って見る富士山がまたきれいなんです。

東京には富士見町という地名が5つ(板橋区、立川市、調布市、八王子市、東村山市)あるそうですが、ここ東村山市富士見町もそのひとつ。
昔はどこからでも富士山が見えたのでしょうけれど、こうして実際に富士見町から富士山を眺めて昔に想いを馳せてみると、やはり感動してしまいますね。
お散歩の〆にふさわしい絶景ですよ。
「空堀川遊歩道」いかがでしたか?
寒さの緩んでくるこの時期、みなさんも一歩外に出てお散歩を楽しんでみては?
「空堀川遊歩道」(本文地図参照)
今回ご紹介したルート:①「中橋」から「高木ふれあい橋」まで
②「都立東村山西高校入口」交差点歩道橋
住 所:東村山市富士見町4丁目~東大和市高木3丁目
出発地へのアクセス:東村山グリーンバス「富士見町4丁目中央」下車
「上橋」まで徒歩1分/「中橋」まで徒歩5分
問い合わせ:東京都北多摩北部建設事務所 042-540-9501
なお、文中で紹介したマップは東村山市のHPからダウンロードできます。
カラープリント版(1枚10円2枚組)は、市役所1階の「情報コーナー」で入手できます。


















